Tutorial English AI(NEDO「人と共に成長するオンライン語学学習支援AI」)プロジェクトでは,常時,才能と熱意に溢れたリサーチャー,エンジニアおよびインターンを広く募集します.
新型コロナウィルス感染症蔓延に伴うオンライン教育のニーズの高まりも背景として,研究グループが培ってきた会話AI技術をフル活用した先進的な英会話教育支援を行います.早稲田大学グローバルエデュケーションセンターと株式会社早稲田大学アカデミックソリューションが開発・実施し高い効果を上げてきたコミュニケーション志向英会話プログラムTutorial Englishの実績・ノウハウを活かし,英語教育の専門家とAIが連携して受講者の英語コミュニケーション能力を判定したり,学習者と教育者の双方に対して納得感のあるオンライン授業システムを実現することを目指します.
本プロジェクトは,ドラスティックに様態が変容するオンライン英会話のAIによる支援という喫緊の課題をテーマとして取り上げながら,長期的に人間と共存・共進化できる会話AIをどのように社会的に成長させていくべきかという本質的なテーマを内包しています.教育学,言語学,認知科学,哲学,芸術,機械学習,音声言語処理,対話処理等,様々な側面から好奇心旺盛かつ柔軟に人間の会話現象について思考・議論し,異分野とコラボレーションする意志のある方を歓迎いたします.
一方で本プロジェクトは,一般的な大学の研究室としての活動(e.g. 研究論文の発表)にとどまらず,協業する企業や研究機関と一緒に,あくまで実運用可能な大規模会話AIシステムを開発し運用することを目標としています.研究/開発の立場に関わらず,ユーザがどんな体験を求めているのかを考えながら,アジャイルなチーム環境で研究開発サイクルを回していくことが求められます.
早稲田大学 グリーン・コンピューティング・システム研究機構 知覚情報システム研究所に所属する常勤での以下の職種を募集します.原則,博士号取得済/着任まで取得見込みの方を優先いたしますが(インターンの場合を除く),研究開発テーマによっては,学位によらず当該分野での実績と熱意のある方を広く募集いたします.なお,希望される方には,本プロジェクトの実用化に関連した大学発スタートアップ企業でのリサーチャー/エンジニア雇用の可能性もあります.
すべての職種で国籍・年齢・性別は一切不問ですが,研究開発および国際的なメンバー間でのコミュニケーションが取れるだけの英語能力を有することが望ましいです.
主に以下の分野・テーマでの研究を行いその成果を当該分野のトップカンファレンスを中心に研究論文として発表,もしくは実システム開発を開発します.主な研究テーマは以下の通りです.ご応募の際に,ご自身の経験と興味に該当するテーマをご選択ください(複数回答可).
分野問わず,若干名
2021年2月から適任者が見つかるまで随時
採用確定次第,できるだけ早期.
ご興味を持たれた方は,CV/履歴書(書式自由)をご準備の上で,件名を「Tutorial English AI リサーチャー/エンジニア応募」とし,以下の項目にご回答の上で研究代表まで直接メールにてご応募ください(長さ自由).研究所で検討の上で,ご返信いたします.選考の過程で追加の書類(推薦状,研究計画書等)を送付いただく可能性がございます.
ご応募に関して,ご質問・ご不明点がございましたら下記までご連絡ください.
松山 洋一(早稲田大学 知覚情報システム研究所 主任研究員)
matsuyama {at} pcl.cs.waseda.ac.jp